
小さい頃って、今じゃ考えられないくらいずっとお菓子食べていた記憶(今じゃすぐ太るので恐ろしくてできない)。
個人的には「ぬ~ぼ~」が結構好きでした。キャラクターもかわいいし、限定復活してくれないかな。
- キョロちゃんやハイチュウなど歴代のお菓子が並ぶミュージアム
- ミュージアムショップ限定グッズ
施設情報


施設名 | 森永エンゼルミュージアム MORIUM & 鶴見工場 |
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区下末吉2丁目1−1 森永製菓株式会社 鶴見サイト |
アクセス | バス乗り場 1番 横浜市営バス:13系統「綱島駅」行き、「一の瀬」行き、「新横浜」行き、臨港バス:11系統「江ヶ崎」行き ほかこちら |
見学ツアー
開始時間 | 9:45~/12:15~/14:00~ ・開場は15分前からとなります。 ・日によって時間が異なる場合がありますので予約ページのカレンダーをご確認の上、ご予約ください。 ・定員: 1~6名 ※7名以上の団体予約は受けておりません。 |
所要時間 | 約80分 |
料金 | 無料 |
事前予約 | 要予約(1ヶ月前の1日9時から受付開始) |
予約難易度 | ★★★★☆(やや難) |
混雑度 | 👤👤(平日PM) |
ロッカー | あり(無料、ロッカーキー貸出・100円リターン式) |
HP | HPはこちら |
予約方法
今回ラッキーだったのか、見学の1週間前でも予約を取ることができました。
ただその時点ではほとんど予約は埋まっていて、たまたま空きがあって予約できた、という感じでした。
行きたい日がある場合には、早めの予約がよさそうです。












見学当日
行き方
最寄り駅は、JR京浜東北線「鶴見駅」か京浜急行「京急鶴見駅」になります。
私はJR京浜東北線「鶴見駅」から行きました。
出口は「東口」です。


東口を出たら、バス停がある右側に進みます。


バス乗り場1番 or 2番から乗車。


横浜市営バス:13系統「綱島駅」「一の瀬」「新横浜」行き、臨港バス:11系統「江ヶ崎」行き
13系統は大体10分に1本くらい来ていそうな感じ。
今回私は13系統に乗って工場に向かいました。


横浜市営バス:29系統「横浜駅東口」行き、155系統「東部病院」行き ※16系統は乗車しないでください
こちらは20-30分に1本くらいなので、本数は少なさそう。(土日はもっと少ない)


ちなみに、鶴見駅東口は飲食店も多くありました。
今回私は12:30~のコースだったのですが、少し早めに到着して、お昼を食べてから見学に向かいました。
さて、バスに乗って鶴見駅から4つ目の「森永工場前」で降ります。
公式HPでは所要時間約10分と書いてありましたが、私が乗った時は空いていたのか5分ほどで到着(早)。


停留所で降りて右手すぐに工場がありました。なので、迷うことはないかと。


ただ若干トリッキーなのが、今回の見学ツアーはここが入口ではないんです。


この入口から塀沿いに150m進みます。


ミュージアムに到着。
受付


ミュージアムできて3周年なんですね。割と最近。


ここで名前を言って受付。




入口でタグをもらいます。
私は「ハイチュウ」でしたが、もう一つは「DARS」。見学時のグループ分けに使います。


エントランス入ってすぐに、かわいい展示がいっぱい。ワクワク。








ただ、このタイミングでは写真は撮らずに2階に進むように案内されます。
見学最後の自由時間で撮影できるので、安心して大丈夫です。
ただ、エントランスすぐにあるから、「後で」と言われても撮りたくなるよね(笑)
テンションも上がっているし。罪深いわ。
ロッカー
ロッカーについて今回ツアー内では一切アナウンスがなく、結果私はパソコン担ぎながら工場見学(笑)
もしロッカーを使うのであれば、受付後、2階に行く前に預けてから行くのがよさそうです。


ロッカーは、入口右手奥にあります。


大きいロッカーの方は、全部で24個。受付でキーを借りることができます。




貴重品だけ預けられるような小さいロッカーの方は、全部で30個。100円リターン式でした。
2階のイベントルームへ移動


スタッフさんの誘導に従って、2階のイベントルームに進みます。


階段の途中で、「キョロちゃん」がお出迎え。


ここで記念撮影もできます。


こちらのイベントルームで、開始時間まで待機になります。


壁面には歴代の森永のお菓子たちが描かれていました。


見学する際の注意点が書かれていました。
ミュージアムでは撮影OKでしたが、工場内では撮影NGでした。


ツアー定員はHPに記載がなかったのですが、私が参加した時は全部で約40名参加でした。
平日昼間だったにも関わらず結構多いな、という印象。
ほとんどが親子や家族(小学生低学年くらいが多め)でしたが、カップル・夫婦が数組、一人参加は私入れて2-3名でした。
ツアー
ツアーの流れ
※ミュージアム見学と工場見学の順番は、グループにより異なる。
- 映像見学(約5分)
- 森永エンゼルミュージアム MORIUM見学
- 徒歩移動(約5分)
- 鶴見工場見学
- 徒歩移動(約5分)
- 試食(約5分)
- 自由時間&ミュージアムショップ(約25分)
映像見学
集合時間になったら、1階に移動して約5分ほどの映像を見学。
森永製菓の誕生ストーリーを映像で見ることができました。


創業者は「森永太一郎」。
まだ日本の食糧事情が良好ではなかった時代、「栄養のあるおいしいお菓子を日本の子どもたちに食べてもらいたい」 という強い想いで11年もの間、異国の地で修業し、1899年(明治32年)帰国、東京の赤坂溜池にわずか2坪の『森永西洋菓子製造所』を開業しました。 これが今日の森永製菓の原点です。(引用:森永HP)
この想い、熱すぎますよね。
昔の偉人って、お金の為じゃなく本気で日本をよくしたい、って思っていて本当にすごいと思う。
「日本の食糧事情が良好ではなかった」という時代背景だったからこそ、だとは思うけれど、
今は食糧に恵まれている分、こういう想いになる機会はなかなかないよな、と少し考えされられました。


ちなみに映像の途中に「ぬ~ぼ~」が一瞬だけ映って、感動してた私(笑)。
このキャラクターがかわいいのもあるけれど、サクッと軽いパフチョコの感じが好きでした。


森永HPのお問い合わせを見ると、「2024年7月時点、製造・販売はしておりません。」とのことでした。
というか、お問い合わせあったのね(笑)。
製造・販売中止の理由をちょっと調べてみると、商標権問題の可能性がありそうでした。
真偽はわからないけれど、ミュージアムでぬ~ぼ~が展示されていなかったことを思うと、可能性としてはあるのかも。
「ゆるキャラ」の感じ、今の時代でも受け入れられそうですよね。
期間限定でいいから復活してくれないかな。
森永エンゼルミュージアム MORIUM
映像を見終わると、約20名ずつの「ハイチュウ」組・「DARS」組の2グループに分かれて見学。
説明してくれるメインガイド1名+アシスタントガイド1名が、グループにつきます。
まずは「inゼリー」コーナー。


いまだに「inゼリー」という名前に慣れない私(笑)。
2018年3月の出荷分から「ウイダー」はなくなっているんですよね。
なくなった背景、ちょっと気になったので調べてみたら、記事があったので参考までに。
確かに、パッケージでは「in」が目に入っていたけれど、会話では「ウイダー」って私の場合は言ってたかな。


ここでは、いかに「inゼリー」がすごいか、「大きなカブ」の童話をベースにした映像を見ました。
童話では色々な人の協力があってカブが抜けたけれど、「inゼリー」があったらおじいさんは一人でカブが抜けていたかも、というストーリー。
うーん、ピンとくるような、こないような。。。いや、さすがに無理じゃないか?(笑)
あと、キムタクのウイダinゼリーの広告があって、確かにー!ってなっていた私。確かにその印象ある。
続いて「ハイチュウ」コーナー。


ハイチュウの伸び感(?)がいかにして生み出されるか、教えてもらいます。
砂糖の結晶が粗いのと細かいのを比較すると、結晶が細かい方がびよーんと伸びる様子を映像で見ました。つまりは、「砂糖の結晶を細かくする」のがポイント。


販売開始時のパッケージ見ていた親子のお母さんが、「お母さんが小さい頃はこのパッケージだったのよ、懐かしい~」とお子さんに話していて、微笑ましかったです。


ハイチュウって500種類あるんですって。すごい。
最後は、「アイスクリーム」コーナー。


ここでは、「チョコモナカジャンボ」がなぜパリパリなのか、教えてもらいました。
正解は、モナカにチョココーティングがされているから。
スプレーでチョコがモナカに吹きかけられている映像を見ました。
鶴見工場


ここから工場へ向かいます。ここから先は撮影NG。
工場に行く途中に、創業者「森永太一郎」の銅像と小さい神社がありました。
桜があったのですが、ちょうど開花していてとてもきれいでした。
工場に入ると、若干甘い香りがしました。


残念ながらメンテナンス中で、製造過程は一切見ることができませんでした。。。
(その場で製造過程の動画を見たので、少しイメージはできる。)
国内の「小枝」は全て川崎工場で製造しているとのこと。
最初、小枝ならぬ「枝」とロングな状態で製造されてから、「小枝」にカットされるんですって。
ロング「枝」見たかったわー。期間限定で出したら面白そうと思ったり。


そして、こちらもまさかの製造マシンのメンテナンス中(笑)。もはや奇跡。
製造フレーバーを変更する時などに、メンテナンスがあるんですって。
かろうじて、検品・箱詰めだけは見ることができました。この場所には、2名スタッフがいました。
もと来た道を戻ります。
真夏だったら、たった5分とは言え、歩くの結構しんどそう(笑)。いい時期に行きました。
全体的に白が基調のせいか、「工場」というより、無機質な「実験室」のような印象を受けました。
それに、「小枝」が全て川崎工場製造の割には、規模が思ったよりはコンパクトだなと思いました。
試食


工場から戻ったら、グループごとにワークルームで試食。


私の時は、「ムーンライトガレットサンド」「パックンチョ」を試食。
パックンチョは小さい頃めっちゃ食べてたけど、ガレットサンドは初めてでした。
その場で食べずに持ち帰ってもOKでした。
試食中は、モニターで小枝に関する社員さんのインタビューが流れていました。


最後にお土産で、「inゼリー」「ハイチュウプレミアム」をいただいて終了。
自由見学&ミュージアムショップ
最後の自由時間で、ミュージアムを見たり、ショップでお買い物ができます。




1914年に生まれたミルクキャラメルのパッケージが、今とほとんど変わっていないことに感動。
やっぱりいいものは、何年経っても残るものなのね。


ハイソフト、めっちゃ食べてた。
今見ると、タバコのパッケージみたいでおしゃれだな。


「クエッ、クエッ、クエッ、チョコボ~ル。」のCMあったなー、と懐かしさに浸りまくる。


私にとっては、DARS=Kinki Kidsなんだよな~。
それと、「12個だからダースです」。
このキャッチコピー考えた人凄すぎる、って大人になって感じる今日この頃(笑)。
何気ない言葉だけれど、「12個」「ダース」っていうキーワード入っていて、12文字になっているのが本当にすごい。




ビスケットやチョコレート商品が色々展示されていました。






過去の広告などが展示されていました。


キョロちゃんコーナー。おもちゃの缶詰、結局一度も当たらなかったなぁ。
あと、「金のエンゼル」の実物が展示されていたことに、帰ってから写真を見て気づいた私。悲しすぎる。
ミュージアムショップ


お楽しみ、お買い物タイム。
見ているだけでテンションがあがります(笑)。初めて見るグッズばかり。
東京駅にもアンテナショップがあるけれども、お菓子がメインでグッズはここまでなかった記憶。
なので、森永グッズを買うなら、恐らくここが一番あるのでは。


久しぶりにキョロちゃん見たけれど、かわいい(笑)。




ご当地キョロちゃん。しかも、「MORIUMオリジナル」のステッカーがありました。
ただ、「神奈川」「東京」「栃木」「千葉」「沖縄」しかなかったです。


「なんくるないさクエ~」とかわいすぎる。言われてたら、何とかなる気がすると思って購入。


キョロちゃんのぬいぐるみ(小)は770円(税込)。
ガイドさんもつけていました。やっぱり惹かれるよね(笑)。


そして、鉛筆・消しゴムが破格の40円(税込)笑。
この物価高の時代に、良心的すぎるお値段。これなら子供でも買える優しさ。




他には、ハイチュウやビスケットグッズがあったり、


inゼリーのモバイルバッテリーケース(税込3,410円)があったり(これはいいお値段)、




1975年発売当時のデザインを再現した、MORIUM限定パッケージのハイチュウ(単品は税込250円)、


昔の森永の広告ポストカード(1枚税込110円、MORIUM限定)、


本物そっくり「チョコモナカジャンボ」「バニラモナカジャンボ」の消しゴム(税込300円)などがありました。


ちなみに、お支払いは「現金」「クレジット」「交通系IC」のみ。(PayPayは使えない)
レジは1つだけなので、タイミングによっては少し並んでいました。
そういえば、「おっとっと」のグッズ、なかったな(見つけられなかっただけ?)。あってもよさそうなのに。


最後、キョロちゃんと記念撮影ができます。
感想
オススメ度:★★★★☆
- 今回見学した2製造ラインともメンテナンス中という、ある意味奇跡で、存分に楽しめなかったのが残念。せめてどちらかだけは稼働中を見たかったです。
- 個人的には、創業ストーリーを知ることができただけでも、来た価値はあったと思いました。これって、大人になった今だからこそ、創業者の凄さみたいなのもわかって、子供の頃とは違うミュージアムの楽しみ方ができるようになったなと思いました。
- キョロちゃん、だいぶご無沙汰していたけれど、今も人気なようで安心しました。私が小さい頃は、キョロちゃんのアニメがあって、よく見ていたの思い出しました。思わずYouTubeで探して見てしまったよ。ちなみに、OPのココナッツ娘の「ハレーションサマー」聞いたら、懐かしい!ってなる人いるはず(笑)。そして今思えば、お菓子のキャラクターがアニメになるって結構すごいことだったのでは。今はないんじゃないかな…?
- ちょっと真面目な話、お菓子って思い出なんだな、って思いました。今回色々見る中で、○○ってお菓子を見ると、それを食べていた小さい時の記憶が自然と蘇ってきて、思わず「懐かしい」を連発している自分がいました。それだけ歳をとった証拠、という悲しき現実は、いったん置いておきます(笑)。
\読んでいただきありがとうございます🥹/