- 「メダル」を使った体験システム
- 1gぴったりにする体験
施設情報


施設名 | Daiichi Sankyoくすりミュージアム |
所在地 | 中央区日本橋本町3-5-1 |
アクセス | 地下鉄銀座線・半蔵門線「三越前駅」、JR総武線快速「新日本橋駅」 |
見学概要
開館日 | 火曜~日曜、祝日、 振替休日 |
開始時間 | ①10:00-11:30 ②12:00-13:30 ③14:00-15:30 ④16:00-17:30 |
所要時間 | 90分 |
料金 | 無料 |
事前予約 | 要予約 |
予約難易度 | ★☆☆☆☆(易) |
混雑度 | 👤(平日PM) |
ロッカー | あり(100円リターン式) ※100円がない場合には、2F受付で預かってもらえました。 |
HP | HPリンク |
予約方法








私の場合は、申込翌日にメールが届きました。


見学当日
受付
ミュージアムに到着したら、予約者の名前を伝えて受付。
今回、まさかの行った時間帯の予約者は私だけ(笑)。ということで、貸切見学ができました。


受付でいくつかグッズが売っていました。












見学施設


時間になると、まずは1階で薬がどのように誕生するのか、5分ほどの映像を見ます。
映像が終わると、2階へ移動。


「メダル」と呼ばれる、手の平サイズの丸いプラスチックコースターのようなものが渡されます。
メダルの使い方の説明をスタッフから受けた後は、「カプセルエントリー」マシーンで、性別などの情報と薬の知識度などを聞かれるアンケート5問に答えて、メダルにその情報を記録します。
このメダルのシステム、正直使いにくさ(各コーナーで都度コインを置かないといけない)は多少あったものの、結構画期的なシステムだなと思いました。
というのも、メダルを各コーナーの展示機械に置くと、動画が再生されたり、くるくる回すと画面上で選択肢が選ぶことができました。節電効果もあるのか…?
その情報+ミュージアム内の回遊情報を使ってマーケティング活動に役立てているのかな、とかどうしても考えてしまう私でした(笑)。完全に職業病ですな。


ここから先は撮影NGだったので、今回は残念ながら写真なし。
でもフロアマップが公開されているので、少しイメージをすることができると思います。


コーナーは全部で19個。そのうち、私が体験してみて面白い・楽しいと思ったコーナーをご紹介。
※写真はホームページより引用
くすりの未来


2つの映像が、約20分ごとに自動で流れて、自由に見ることができました。
- 人々を感染症から守るワクチン(映像9分)
- がんとの闘い(映像6分)
映像が流れていない時間は、薬に関する歴史年表が映っていて、すごく勉強になりました。
個人的には年表最初の紀元前には、「ギリシャのヒポクラテスが病気の原因を科学的に研究」に、なんか凄すぎて「すごー」しか感想が出てきませんでした(笑)。
くすりの種類(クイズ)


「○○はどの薬の剤形でしょう?」とクイズが出て、その答えだと思う剤形模型を選ぶゲームでした。
剤形にも、カプセルや座薬、シロップ(子供の時によく飲んだ)などいくつかあって、それぞれちゃんと理由があって(例えば、座薬は肛門から入れてから直接吸収されるため、口から飲むよりも早く薬の効果が現れる)の形なんだと、知ることができました。当たり前か(笑)。
くすりのうごき(映像)


剤形ごとに、薬を摂取すると体の中でどんな風に吸収されていくのか、スケルトンの体で見ることができました。
何となくはわかっていたつもりだったけれど、「血液に吸収されて全身にいきわたっている」というのを、私は知らなかったので勉強になりました。
くすりを組み立てる(ゲーム)


3Dパズルで、一部欠けている箇所にどうやってパーツを組み合わせて入れるか、というゲーム。
形状だけならまだよいのですが、同じ色を隣同士にしないといけないこともあり、難しかったです。
もしくは、私に空間把握のセンスがないだけかもだけど(笑)。
時間も限られていたので、結局クリアできずじまいでした。。。
1gぴったりにする体験
どこにも載っていなかったのですが、個人的にはこれが一番好きでした(笑)。
「ピンセットを使って小石をお皿にのせて、ぴったり1gにする」とシンプルなのですが、少し多かったり足りなかったり、絶妙にぴったりにならない(笑)。
最後はできるだけ小さい石を選んで微調整。
間違いなく5分はかかりました。めちゃくちゃ集中できます(笑)。
感想
オススメ度:
- これまで薬のことは全く勉強したことがなかったので、どの内容もとても新鮮で勉強になりました。そして、改めて薬を作っている人・会社ってすごい、と思いました。と同時に、改めて薬一つで病気が治ってしまう人体って不思議すぎる、って思わされました。
- 薬学部に入ると、今日ミュージアムで見たような内容を勉強するのだろうなー、とか思いながら、思わず見学してしまいました(笑)。文系の私にとっては尊敬しかない!あと、実験も色々なパターンがあり過ぎて気づいたら朝になっていた、とかあるんだろうな、とか謎の妄想をしてしまいました(笑)。しかも白衣を着て、、、とか考えると、憧れちゃいますね。
- 私のように薬のことを全然知らなくても、今回みたいに「薬のことを知るきっかけ」になるので、個人的には行ってよかったなと思いました。事前予約が必要なのが少し手間ですが、他の工場見学と違って基本簡単に取れるので、ふらっと行ってみるのもオススメです。無料ですし(笑)気負いせず。
\読んでいただきありがとうございます🥹/